大鰐町散策/寺院巡り 大円寺

大鰐町の大日様、大円寺

大鰐町にはいくつか寺院があります。この大円寺もその中のひとつですが、大鰐町のほぼ中央に位置し街の中で朱塗りの山門ひときわ目立つシンボル的な寺院となっています。この大円寺の特徴とその歴史をご紹介します。

大鰐という地名の由来? 大円寺の歴史

本尊の大日如来は、奈良時代に聖武天皇の国分寺建立の際に阿闍羅山の大安国寺に安置されたそうです。そして、鎌倉時代に神岡山の高伯寺に移り、最終的に、江戸時代になると津軽藩三代藩主の津軽信義によって現在地に移りました。明治4年に名前を高伯寺から大円寺と改めました。昭和27年には本尊が国の重要文化財に指定されました。

本尊が最初に安置されたのは大安国寺でした。この大安国寺は当地ではオオアネと呼ばれていて、これが大鰐という名の起源になったのではと推測さています。もしこれが本当なら大鰐町にとって大円寺はかけがえのないお寺であるといえます。

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大円寺正面

写真2

本尊大日如来の由来が記載されています

干支は未・申の大円寺

自分の生まれた年の干支を守り神として信仰する一代様という風習が、江戸時代から現在まで青森県の津軽地方に伝わっています。大鰐の大日様と信仰されているこの大円寺は未・申の一代様です。ちょうど去年と今年がそうでした。

今年もあとわずかとなりましたが、大晦日にはこの大円寺で申の年を締めくくってはいかがでしょうか。境内には町内に鐘を響き渡らせる鐘つき堂もあります。除夜の鐘をたしなみながら、明るい新年を祈念してみませんか。

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大円寺本堂

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鐘つき堂

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国指定重要文化財の阿弥陀如来坐像

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歴史ある大鰐町の大円寺にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

(YN)

アクセス

JR奥羽本線・弘南鉄道大鰐線 大鰐温泉駅 徒歩10分
所在地 〒038-0212 青森県南津軽郡大鰐町蔵館村岡12
電話番号 0172-48-2017

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